腸内環境 脳腸相関

まるで双子!脳腸相関とは脳と腸が心で繋がっている!

便秘

ストレスを感じたり極度の緊張から、突然お腹が痛くなった経験はありませんか?

緊張が和らぐと、あれだけひどかったお腹の痛みが消えてなくなる。

これは脳腸相関という現象です。脳で感じたストレスや緊張が腸に伝わってお腹が痛くなる。

普段はなんでもないのに、緊張する場面になるとお腹が痛くなってしまう、とても厄介なもの。

通勤電車でお腹が痛くなったらどうしようと思えば思うほど、本当にお腹が痛くなって途中で電車を降りてトイレに駆け込んでしまう。

ストレスを感じたり極度に緊張をすると、お腹が痛くなる、正確にいうとお腹ではなく腸になります。

脳でストレスを感じた状態の影響が腸に伝わる不思議な現象です。

まるで双子みたいに脳と腸は通じあっています。互いに連携し影響しあっているようです。

この関係を脳腸相関と言います。

直接、脳と腸が繋がってはいませんが、互いに通じ合っている密接な双子のような関係。

精神的なストレスは脳で感じますが腸に影響したり、腸内に悪玉菌が増え、消化機能や免疫機能の低下が続くと脳が不安を感じます。

脳と腸が通じ合っていると性格にも通じてきます。

性格が悪い人は、腸内環境もわるいんです。腹黒いと言うのもこのことかもしれませんね。

腸内細菌で性格がわかってしまう?性格の悪い人の腸内細菌は悪玉菌だらけ

腸内には腸内細菌と呼ばれる細菌が数百種類以上100兆個以上も棲みついています。

数え切れないくらいの細菌が、あなたの腸内に棲みついています。

重さにすると1~2kgになります。腸内の中に所狭しとびっしりと細菌が棲んでいます。

腸内細菌は、善玉菌と呼ばれる乳酸菌やビフィズス菌と、悪玉菌と呼ばれる大腸菌などがいます。

もちろん善玉菌が多いほうがいいのです。しかし、悪い生活習慣は悪玉菌をやしてしまうことになります。

悪玉菌が増えると、腸内環境は悪に支配され、外的と戦う免疫機能の弱体化により、病気に掛かりやすくなったり、気持ちが不安定になりストレスが増大し、ますます腸内環境は悪くなってしまうのです。

腸内に蔓延る悪玉菌は、体調を悪くするだけではなく、精神的にも多大な影響を及ぼします。

精神的に良くないということは、性格も暗くなって周りとの会話も少なくなり、孤独感を感じるような状態です。

もし、この悪が蔓延る腸内環境を、善玉菌が支配する明るい状況に変えることができれば、性格も明るく朗らかに、周りの人たちとも明るく笑顔で接することができます。

あの有名な映画「スターウォーズ」に例えるなら、反乱軍が帝国軍をやっつけちゃう感じですね。悪を倒し正義の戦士が勝っちゃうみたいな。

腸内環境が乱れると、腸内だけではなくメンタルな部分にも影響を与えてしまうのです。

脳と腸には見えない糸で結ばれているような、まさに双子のような関係が存在しています。

腸内環境によって体調だけではなく、性格までも左右されてしまう脳腸相関。

お互いのために、腸内は常に善玉菌がたくさん生息していて欲しいところです。

では、善玉菌の住み心地よい腸内環境とはいったいどのような環境でしょう。

腸内環境を善玉菌の棲みやすい環境にするには

腸内環境を善玉菌の棲みやすい環境にするためには、普段の食生活から見直してみてください。

動物性たんぱく質を取り過ぎないようにしましょう。これは肉類中心の食生活から野菜中心の食生活に少しずつ切り替えてみて下さい。

いきなりおっぱじめると、途中でお肉が欲しくなり元に戻ってしまいます。だいたい無理すると反動が凄いから少しずつ進めてくださいね。

お肉を食べてはダメと言っているわけではありませんから。野菜をいままで以上に取って、徐々に肉類を少なくしていきましょう。

ちなみに、2週間実践しましたよ。お肉類は殆ど食べませんでした。野菜は多めで脂っこいものは避けて、間食も一切なし。

なんと!3.24kgも減りました。でもね、なんかちょっとしっくりこないと言うか、鑑を見て驚いたんです。

肌荒れがひどくなっちゃいました。痩せたけどこれは問題ですね。これで腸内環境はどうなんだろうと思うわけですよ。

いままで無駄に食べてきたことで、増えてしまった体重にたいして、善玉菌を増やす目的で行った食事制限で痩せることは出来てもある意味無駄だったよう気がします。

ダイエットして痩せたけど肌荒れがひどくなってしまった経験談を聞きますが、自分がやっちまいましたね。善玉菌を増やすための食事制限しないといけませんよ。

善玉菌を増やす食物繊維

野菜を沢山食べることがポイントになりますが、そのなかでも食物繊維が重要になります。食物繊維は善玉菌の大好物なんです。

なるべく意識して取って欲しいのですが食べすぎには注意してください。

食物繊維は消化しにくいため、大量に摂取するとかえって便秘になってしまうこともあります。

食物繊維は水分を吸収してしまうため、腸内の水分を吸収しすぎて排便が促されなくなります。

かえって便秘を引き起こしてしまうこともありますので注意して下さい。

いままで、あまり食物繊維を意識して摂取していない方は多めに、意識している人はいまよりはちょっとだけ増やすくらいが目安。

食べ物のなかでも、食物繊維と乳酸菌を意識的に摂取すると、腸内環境は整いやすく善玉菌が安定して生息できます。

実は、これらの食材は普段当たり前のように食べています。

和食を食べていれば、乳酸菌や食物繊維を意識しなくとも、必要な分は摂取しているんです。

和食には発酵食品と呼ばれる、味噌・醤油・納豆・漬物などがあります。

食物繊維が含まれている、野菜類やきのこ類や果物があります。普段から和食を中心に食べていれば、腸に必要な栄養分は摂取できています。

仕事が忙しくて、コンビニのお弁当やお惣菜が多い、夜は付き合いが多くてアルコールを沢山摂取してしまう、ストレスでいつのまいかタバコを吸うようになっちゃったと言うかたは要注意です。

毎日、3食和食を食べているのに腸の調子が悪い方もいます。

これは腸だけの問題ではなく、ストレスや緊張感のある環境で生活が続いているせいかもしれません。

また不安ごとを抱えているからかもしれません。直接腸には関係ない心の部分から、腸へ影響を及ぼしているかもしれません。

腸内環境が乱れたままにしておくとどうなるのか?

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腸内環境が乱れたまま放置しておくと、過敏性腸症候群にかかってしまう可能性があります。

さらに、悪い状態のまま過ごしていると、大腸がんになってしまうかも知れません。

女性のがんの死亡率TOPは、まさに「大腸がん」なんです。

血便が出る、便秘、便秘と下痢の繰り返しなどは大腸がんの代表的な症状です。心当たりがあればすぐに病院へ行きましょう。

腸内環境が乱れ、悪玉菌が優位な状況続くと、精神的に悪影響を及ぼして、うつ病を患てしまうこともあります。

うつ病患者さんの腸内を調べたところ、ほとんどの人の腸内環境は悪玉菌が優位な状況でした。

食事もコンビニ弁当など、食品添加物が豊富な食べ物を好む傾向があります。

最近、腸の調子がおかしいと感じたなら、すぐに病院で診察してもらいましょう。

その前に、少しでも早く腸内環境の乱れを戻すならサプリメントが有効です。サプリメントで善玉菌を増やすことができます。

サプリメントなら和食を用意することができない一人暮らしの方でも手軽に腸内環境を善玉菌が優位な状況を作ってくれます。

腸内環境を整えて善玉菌を増やすことで、いつも気分がスッキリした状態をキープできます。さら女性にはうれしいことがあります。

腸内環境が整うと肌が綺麗になるんです。

腸内に悪玉菌が増えると腸内に便がたまり、結果的に肌へ影響してしまいますが、善玉菌を増やすことで肌が綺麗になるんです。

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