肌荒れ 悪玉菌 腸内細菌

肌荒れの原因 腸内細菌の悪玉菌も必要な菌

腸内に生息している悪玉菌は、体に悪いイメージがあると思います。名称にも〝悪″とついているように、体にとって何か悪いことが体の中で起きてしまいそうですよね。

確かに悪玉菌が腸内に増えてしまうと、腸内の免疫機能が低下したり、腸の動きが低下し蠕動運動が鈍くなって排便がスムーズに行われなくなって便秘になることもあります。

でも、こんな悪玉菌でも体にいいことも行います。もし悪玉菌が体に悪いことばかりだという事であれば、体内から悪玉菌を一掃しなければなりませんが、なくてはならないものなのです。

悪いイメージしかない悪玉菌ですが、必要な菌なんです。

悪玉菌が体にいいガスを作っている?

腸内で発生するガスに水素ガスと言うのがあります。水素ガスは余分な活性酸素を消去して臓器を保護してくれます。

活性酸素は、酸素が変化して、他の物質と反応しやすい状態になったもので、肌老化や病気の原因物質として知られています。

この水素ガスは善玉菌だけじゃなく悪玉菌も作り出していますが、より多く水素ガスを作っているのは悪玉菌の方なんです。

悪玉菌と言われながらも、実は体にいい水素ガスを作り出してくれているのです。

なぜ悪玉菌と呼ばれるのか?

腸内に生息している細菌の働きによって善玉菌とか悪玉菌とか日和見菌と言う名前が付いています。人間がわかりやすいようにつけた名前です。

善玉菌は全般的に体を健康に保つ役割を担っていますが、悪玉菌は健康に害をもたらす働きがあります。大腸菌やブドウ球菌などが悪玉菌と言われています。

体調がよく気分も優れているときは腸内には善玉菌が優勢な状態です。逆に、体調が優れずお腹の調子も悪い時は悪玉菌が優勢な状態です。

悪玉菌は腸内では有害な物質を作り出して、生活習慣病などの病気に繋がるような悪さをします。悪玉菌は腸内をアルカリ性にするので、免疫機能を低下させて病気になりやすい状態を作り出したります。

おならが臭くなったり便秘になったり、排便時にただならぬ悪臭を放ったりするのは全部悪玉菌のせいなんです。

こんな悪玉菌ですが、腸内にはなくてはならない存在なんです。善玉菌は悪玉菌が存在してこそ意義のある菌として体にいい影響を与えています。

なんでもそうですが、バランスの問題なんです。お互いになくてはならない存在なんです。ただ悪玉菌が増えすぎてしまうと体に悪影響を与えてしまうのです。

悪玉菌は女性にとって有害な菌です。悪玉菌が増えると肌に悪い影響を与えます。肌荒れなどの肌トラブルを引き起こします。

肌荒れを起こすと、気分的にも精神的にもよくありません。毎日化粧でごまかす日々を送らなければならないでしょう。

体を健康に保ち、便秘も肌あれもなくスッキリと過ごすには

体を健康に保てれば、便秘に悩まされたり、肌荒れで困ったりすることはありません。

このような状態を保つには、腸内の善玉菌が減らないようにしなければなりません。腸内細菌のバランス比率は善玉菌20%:悪玉菌10%:日和見菌70%がベストなバランス。

いま体調がよくないと感じたり、便秘気味だったりすると、悪玉菌の割合が多いと思われます。腸内細菌のバランス調整が必要になります。

善玉菌を増やすために現在の生活スタイルそのものを改善しないといけないかもしれません。

睡眠時間が短いとか、肉類や外食が中心の食生活、毎晩の飲酒などは即刻おやめください。

まずは体にやさしい生活が必要です。

生活習慣 食事は野菜類を中心にする

腸内環境を整えるには、善玉菌と呼ばれる腸内細菌を増やさなければなりません。善玉菌を増やすには、今までの食生活を一部見直しが必要になります。

魚や野菜よりも肉類のほうが多い、外食が多く和食より洋食系が多い方は、腸内細菌は悪玉菌のほうが多いと言える状態です。毎日スムーズに排便できていますか。

便秘気味なら確実に善玉菌より悪玉菌が多く生息しています。なるべく野菜を中心とした食事に切り替えてほしいのですが、いままで野菜類を好んで食べていないなら、いきなり切り替えることはできないと思います。

なるべく野菜や果物を今までより意識して食べるようにしましょう。ちなみに野菜ジュースは、製造過程で栄養価がほとんどなくなっていいるのでお勧めしません。

まずは、少しづつ野菜を増やしながら、善玉菌が増えるヨーグルトも食べてみて下さい。2週間くらい試しておなかの調子を確認しましょう。

うんちの色で腸内環境の状態が分かる

腸内に善玉菌がおおくなれば、排便時のうんちの色は黄色に近くなります。逆に悪玉菌がおおくなれば排便時のうんちの色は黒色になります。

腸内に悪玉菌が増えると、腸内に腐敗物質が増えてアルカリ性になります。色が黒いのは悪玉菌から発生する腐敗物質の一部がうんちになって排泄されるからなんです。

悪玉菌から発生する腐敗物質がすべて排便時に出ていけばいいのですが、すべてではありません。一部は口から、また一部は皮膚から排泄されていきます。これが肌荒れの原因です。

腸内環境を整えて黄色いうんちを目指せば、肌荒れなどの肌トラブルは回避できます。ヨーグルトなどの乳酸菌は善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれます。

なるべく毎食食べることが理想ですが、習慣付けないと意味がありません。それでも毎食は無理だという方は、「乳酸菌サプリメント」も考えてみてください。

腸内環境が整えば、精神的にも肉体的にも健康になれます。40代になっても50代になってもいつもきれいな女性っていますが、健康的なきれいさを兼ね備えていると感じませんか?

腸内環境が整えば健康的できれいになれる

腸内環境バランスが整えば、善玉菌は積極的に活動して

↑ PAGE TOP