ビフィズス菌 腸内フローラ 肌あれ

ビフィズス菌の凄いところは?

ビフィズス菌は人体に必要な善玉菌です。ビフィズス菌には人体にとても良い効果があることをご存知ですか?

ビフィズス菌は、腸内フローラの改善・整腸作用、アレルギー改善、免疫機能の改善、そして女性にはうれしい肌あれ改善にも期待されています。乳酸菌の中でも優秀なんです。

腸内フローラの改善・整腸

ビフィズス菌は悪玉菌の増殖を抑え腸内環境を整えます。ビフィズス菌は、主に大腸に生息し食物繊維が大好物です。

正常な排便を促し、便が大腸内に留まりにくい環境を作り出します。腸内フローラが乱れると便秘勝ちになり排便が思うように出来ません。

人の体の中には5種類ほどのビフィズス菌が生息しています。ビフィズス菌が悪玉菌を抑えているのは、腸内で乳酸菌やオリゴ糖を分解し、乳酸や酢酸を作ります。

これにより腸内が酸性になります。悪玉菌が嫌う環境になり、善玉菌が増えやすい環境を作るのです。

乳酸や酢酸を作り出すには、元となる乳酸菌やオリゴ糖が必要不可欠です。乳酸菌やオリゴ糖は、食物から摂取して腸内に運ばれてきます。このことから、ヨーグルトなどの乳酸菌を含む食品を食べることが推奨されています。ただし、日本人がヨーグルトを食べ始めてから歴史が浅いため、体に合わない方も多くいます。

日本人は、古くからヨーグルトと同じ効果をもつ食べ物を食べてきた歴史があります。それは発酵食品です。味噌、漬物、納豆には乳酸菌と同じ効力を持っています。昭和30年代くらいまでは和食中心だった日本人に、便秘やアレルギーなどで悩む人は少なかったのです。

和食を食べていた日本人は自然に腸内環境が整っていたと考えられます。ただ、現在の食事は添加物が入った手軽なものを食べる習慣が身についてしまったために、腸内環境が乱れやすい環境になってしまったと言えます。

免疫力の機能維持

30後半なると、免疫力の低下に伴い、風邪をひきやすくなったり、体調が悪くなるとなかなか回復しません。

免疫力の低下は、腸内に悪玉菌が増え便が溜まり、有害な物質を作り出し腸内を腐敗させます。腸内の腐敗が進むとさらに免疫が低下し排便時にはひどい悪臭を放ちます。

このような症状を改善するのがビフィズス菌です。ビフィズス菌は悪玉菌の繁殖を抑え、免疫力が低下しないように維持する働きを持っています。

肌あれ改善

腸内フローラが整っていると健康が維持できるだけではありません。見た目年齢よりも若く見えるほど肌を綺麗に保ちます。綺麗な肌の人ほど腸が健康な人だと言えます。

腸の調子が悪く悪玉菌が増えてしまうと、有害な物質を産生します。その有害な物質が活性酸素です。活性酸素は肌あれや肌老化の原因と言われています。

悪玉菌から産生された活性酸素は、腸壁から血液へと流れ込み、正常な肌のターンオーバーを狂わせて、肌あれやニキビの原因にもなります。

悪玉菌が増え無いうように目を光らせているビフィズス菌が肌あれを改善してくれるんです。

肌あれ改善に必要なビフィズス菌を増やす方法

ビフィズス菌は加齢と共に減少してしまいます。年齢とともに肌があれシミやくすみが多くなるのも腸内環境が悪い方向へ進んでしまうからなんです。

一度体調を崩すとなかなか改善しないのも腸内環境の悪化が原因なんです。

ビフィズス菌を増やす食生活

ビフィズス菌は腸内で生息している菌ですが、食べ物からも摂取することができます。

善玉菌が入っている食品を摂取することをプロバイオティクスと言います。代表的な食品が納豆なんです。納豆には「納豆菌」が含まれていますが、この納豆菌が腸内のビフィズス菌を増やすことは確認されています。

ビフィズス菌を納豆以外で摂取するには、野菜・くだもの・海藻類に含まれる食物繊維やオリゴ糖など、小腸で消化されにくい物質を食べて増えていきます。

ここで思い出してください。ダイエットをするときに食事を制限したことはありませんか?実は食事制限は必要な栄養を摂取できず腸にとってはよくない行為なんです。本当に痩せたい時は無理に食事制限をせずに3食規則正しく食べる方が健康的に痩せるんです。もちろん時間はかかります。

ビフィズス菌を増やす運動

腸が排便するときの運動を蠕動運動と言います。この運動が腸を鍛えるだけではなく機能を正常にするんです。

もし蠕動運送がしっかりと機能していないと便秘や下痢を起こしてしまいます。蠕動運動にとって厄介なのがストレスなんです。ストレスで腸内環境が悪くなってしまいます。

ストレスを溜めこまないように軽い運動により、ストレスを減らすことで腸内環境がよくなりビフィズス菌が増えやすい環境を作ってください。

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